ソナコロニアル 壁のはなし
街全体がユネスコの世界遺産認定されている、ソナコロニアル。
綺麗な教会や、歴史ある古い城壁、コロンブスやドミニカ共和国の歴史を学べる博物館、美味しいレストランなどなどあります、が。
今日はオーソドックスなソナコロニアル観光ではなく、ちょっと細かい楽しみ方をご紹介します。
それは、壁の話。
ソナコロニアルの北側、クルーズ船が到着する港やスペイン広場のあたりには16世紀の建物が残っています。
石造りの建物の一部や塀の一部。
それらの石造りのものたちは海岸の石を切り出して建築したものだそう。
外壁に近寄ってよーく見てみると、16世紀の珊瑚の姿が発見できます。
こんなかんじ。
アルカサルデコロンAlcázar de Colón とラス・カサス・レアル博物館Museo de Las Casas Realesの外壁に、特に多く見られます。〔どちらもスペイン広場に面しています〕
よく探すと多様な形が発見できて結構おもしろい。
そして現在いたるところで道路工事中のソナコロニアル。
これから道路に敷くブロックを見てみたら、これにも珊瑚の形がありました。
これはさすがに16世紀のものではないでしょうけど。
さらにもうひとつ壁の話。
芸術家の多い目抜き通りのエルコンデでは、色とりどりの絵を売っていますが、ひとつ入った裏通りに売り物でない絵を鑑賞できます。
壁の落書きなんですけど。
しかしその落書きのレベルが妙に高くて面白いのです。
これはルペロンLuperón通りの廃墟の鉄の壁に書かれたおしゃれな人たち。上に引っ付いてるのはガムの食べかす!?と思ったら違いました。
紙粘土みたいなのを鳩の形に見立てたデコレーションでした。
Calle Duarte通り両サイドにあるこちらの二作品。
もはや落書きではなくオブジェですな。
古いペットボトルとレコードを貼り付けたアート作品。
近くに芸術学校があるので、そこの生徒さんの作品でしょうか。
次の二作品。
San Francisco遺跡の近くです。かわいいけどかわいくない言葉が書いてあるような。
ドミニカ共和国独立の父、DUARTEさんです。
これはさすがに落書きではないけど、かわいい!
Calle Arzobispo Meriño とCalle Luperónの角。一階はスポーツバー。
まだまだ、サントドミンゴのニッチな楽しみ方紹介していきます。
お楽しみに☆