ドミニカ共和国 観光情報 

ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴにやってまいりました。旧市街ZONA COLONIALに勤務中です。観光情報ちょこっとづつお知らせします。ドミニカに遊びに来るときに参考にしてください。

カリブでいちばん高い山 PICO DUARTE

海のきれいなドミニカ共和国ですが、いつも海に行ってるとだんだん山のにおいをかぎたくなるの。

で、行ってきましたカリブ海で一番たかいところ、PICO DUARTE登山。

PICOはピーク、山頂のこと。

DUARTEはドミニカ共和国独立のときに活躍したヒーローのこと。

頂上は標高3087mで富士山よりちょっと低い、でも道のりがちょっと長い往復46kmのハイキングです。

登山には旅行会社のツアー申し込みが必要。

ツアーには登山ガイドと、食事、宿泊、荷物乗せる用のロバ、緊急用のロバ、ロバ係りの人が含まれます。

ロバなしのツアーは現状確認できていません。

(ドミニカには山岳救助みたいな体制がなく、動けなくなった人が万が一出た場合にロバとロバ係りが必要なんだと思います。推測ですが。)

今回はSENDA TOURSにお世話になりました。

(少人数で登れるツアーを探すのが結構困難で、5名以上でないと催行されないのがほとんど。こちらのSENDA TOURでは少人数のプライベートツアーが催行でき、迅速で丁寧な対応をしてくれます!)

 

登山ルートはいくつかあり、一番一般的で短いのはハラバコア側からの2泊3日。

【1日目】

16:00 サントドミンゴから車で2時間半のハラバコアまで車で行く。

20:00 ハラバコアからさらに車で1時間半の登山口、CIENAGA(シエナガ)に到着。

ここで1泊。(宿泊施設有り、バンガローまたはテント ※テントは川沿いにあるので寒いです)

【2日目】

7:00  CIENAGAから登山開始。

頂上付近のCOMPARTICIONまで18キロの行程を歩きます。のぼり中心。

16:00  Comparticionに到着。山小屋で1泊

【3日目】

4:30  山小屋を出発して5キロ先のピークまで登山。

7:00  ご来光を拝む。

10:00 山小屋まで下って朝食食べて、登山口CIENAGAまで一気に下る。

16:00 CIENAGAから車でサントドミンゴへ。

20:00 サントドミンゴ着

※ゆっくり歩く場合や3日目に遅めに出発する場合は、もう一泊必要です。

※天候が悪くなった場合などなど、予定外のことも考慮して最低4日間みるのがいいでしょう。

 

というわけで、ロバに山小屋でのごはんと水と寝袋を積み、出発!

(ロバに積んだ荷物は途中で出し入れできませんので、道中必要なものはリュックに入れて!)

はじめの4キロは平坦で準備運動に最適。

 徐々に坂道になり野生のオレンジをかじったり、川の水で顔洗ったりしながら登ります。

ロバはちょっと離れて着いてきます。

いろんな知らない植物がいます。

だいたい3kmくらいづつの間で休憩ポイントがあり、ちょっと座っておやつを食べます。

ここはドミニカ、ドミニカ人はよく喋る。

山の中の休憩所もものすごくにぎやか。ものすごく・・・。

 

 

だんだん雲海が見えてきて、肌寒くなってきます。

防寒着はロバに預けずリュックに入れて歩きましょう。

 

 

 AGUITA FRIA(2650m)までくれば、残るは山小屋までくだりの4キロ!

しかしですね、14キロ登り続けた脚にはこの下りが結構きついー。

 

登り始めてから約7時間半でCOMPARTICIONの山小屋へ到着!

焚き火を囲み、ワインで乾杯しながら、晩御飯を待ちます。

厨房の様子。ツアーごとに釜を使って男の料理を作っています。

焚き火で温まりながら夕食。ドミニカ食の塩ごはんと、鶏肉の煮物。

夜が更け暗くなってくると焚き火の周りに登山客が集まり、狭いのでぴったり密着しつつ、会話したりしなかったり。寒いのでいつものようにメレンゲが始まったりはしませんね。。

山小屋は暖炉の火が入っていて、結構あたたかくすごせました。

まあ、そんなに熟睡できるもんじゃあないけど。

木の床に直接寝袋置いて寝るので、それなりに厚い寝袋を用意するか、マットがあった方がいいですな。

シャワーはあるけど寒くて風邪をひいたらいけないので、この日は我慢することに。

 

 

次の日、4時半に起きて真っ暗な山道を山頂に向けてバモス!

道中、横も上も前も後も、ぴかぴかの星に囲まれながら歩きます。

 

頂上付近で、空が明るくなってきた!

そしてついにてっぺんへ。

山頂は大きい岩が積まれていて、さらにその上にDUARTEさんの胸像とドミニカの国旗が立っています。

 

さすがカリブで一番高い山。

見渡す全部が自分より下に見えるってなかなか体験できません。

 

やっぱり山はいい。

 

少しの間ロバにも乗せてもらいました。

急な下り坂、高さ1m以上はあるロバで降りるのはなかなかエキサイティング。

登山のみならず、乗馬体験もできるというお得なツアーなのでした。

 

ちなみにドミニカ共和国では5月から11月の間はとても雨が多いのです。

登山道は急な坂も多く、雨でぬかるんでいると歩きにくいので雨の降りにくい12月から2月の間を強くお勧めします。

 

【PICO DUARTEツアー催行旅行会社】

◇  SENDA TOURS 

https://www.facebook.com/senda.tours?fref=ts

tel: 809 422 1881   cel: 809 991 4252

email  sendatours.rd@gmail.com

住所:Ave. Abraham Lincoln, Plaza Castilla Local 22B, Naco, 10124 Santo Domingo

※今回のツアー代は4名プライベートツアーで、ひとり11500ペソでした。

(ガイド、ロバ、ロバ係、食事、おやつ、サントドミンゴ発送迎込み、 水、寝袋は別途)

 

◇  Ecoturismo Constanza

 

5名1組 ひとりあたり8560ペソ 4名1組一人当たり10700ペソ

(コンスタンサまでの交通はついていません)

http://www.ecoturismoconstanza.net/

Cel: +1-829-801-7199  y  Oficina: 809-786-3681

ecoturismoconstanza@gmail.com - erivanbittar@hotmail.com

Facebook: https://www.facebook.com/erivan.bittarpichardo?ref=tn_tnmn
Twitter: https://twitter.com/ErivanBittar

住所: Ave, Duverge, No. 6 (en la entrada de la ciudad). Constanza, República Dominicana.

 

 

【山に行くときに持って行くもの】

1.背負って歩く用の小さいバッグ

(1)ヘッドランプ (ロバに乗る場合は両手が使えないといけません)

(2)行動食 (アーモンド、レーズン、チョコ、とか)

(3)水 (片道二リットルくらい)

(4)絆創膏とか救急セットとか薬

(5)雨合羽上下 (防寒着のかわりになります)

(6)手袋 (万が一、転んでロバの糞の上に手を着いても傷つかないように)

(7)ごみ袋 (山にいるドミニカ人はごみをポイ捨てしないのね)

(8)トイレットペーパー

(9)ウェットティッシュ

(10)手ぬぐい

(11)替えのコンタクト

 

2.ロバに乗せる用の大きいバッグ

(1)着替え

(2)寝袋 (ツアーに含まれているかどうか確認しましょう。含まれない場合は誰かに借りましょう)

(3)タオル

(4)着替え用Tシャツ、下着、靴下

(5)洗面道具、歯ブラシ、歯磨き粉

(6)マイカップ、マイ皿、マイ箸 

(7)厚手のジャケット、ダウンまたはフリース (山頂は0度くらいです)

(8)ニット帽、ネックウォーマー (頭、ほんとに寒いです)

(9)休憩用の靴 (ビーサンはNG!靴下で履けるもの)

 

3.登山靴

4.長袖で速乾素材のTシャツ

5.長ズボン

6.短くない靴下

7.身分証明書

8.トレッキングポール

9.カメラ

 

 

 

【あったらいいもの】

星空、朝焼け、ホットチョコレート。