ドミニカ共和国 観光情報 

ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴにやってまいりました。旧市街ZONA COLONIALに勤務中です。観光情報ちょこっとづつお知らせします。ドミニカに遊びに来るときに参考にしてください。

【前編】”ハイサイ!アミーゴ&アミーガ” 東風平高根ライブ@ドミニカ共和国 

 

沖縄ミュージシャンの東風平高根さんをドミニカ共和国にお招きし、ライブツアーをしました!

 ”ハイサイ!アミーゴ&アミーガ”と題し、ドミニカ共和国、ニカラグア、グアテマラ、ニューヨークを回る周遊コンサートツアーの一部です。

 

高根さんは日本全国の居酒屋・ライブハウスをめぐりながら音楽活動をしているさすらい系?ミュージシャン。

  

私も日本でライブを何度も見たことがあり、CDもいっぱい持ってて、お気に入りなの。

ドミニカ共和国の皆さんにも私の好きな音楽を聴いて欲しいなあと思い、今回のコンサート招致にがんばってみました。

ライブのセッチングなんてしたことないし、どうなることやら。

どきどき。

 

先ずは1月25日土曜日、サントドミンゴの日系人施設やすらぎセンターで日系人高齢者慰問コンサート。

サントドミンゴ中心地にある日本語学校(日系二世、三世に日本語と日本の行事を教える学校)の校庭で、日系人と大使館関係者、JICA関係者を招いて三線だけのコンサートでした。

 ドミニカ共和国には50年前、日本政府の移民政策に応じて農業を志し移住した日本人249家族がいました。

でもドミニカ共和国に着いてみると、もらえるはずの優良農地はなく水不足や塩害に悩まされ、移民家族は生活をしていくのに非常な困難を強いられたそうです。

その後政府が移民政策の失敗を認め、大半の家族がほかの国に再移住したり日本に帰国したりしましたが47家族だけはドミニカ共和国に残り、その後も日本政府に移住条件を守るように交渉し続けふんばり続けました。

今いる高齢者は残った家族の方々で、渡航当初10代の若者だった日系一世です。

 

コンサート中、演奏者ではない私にすら皆さんの感受性をびしびし感じました。

たくさん辛い思いをした移住当初の記憶が、平和を祈る高根さんの曲に重なったのでしょうか。

歌に載せてメッセージを伝えるよりも、反対に教えられることのほうが多かった、

というのは高根さん談。

そこに言葉が交わされたわけではないのです。

歌ってる高根さんと、聴いている皆さんの間に通った共鳴のこと。

 

ほんの短い時間に会話なしに気持ちを通わせられるなんて、音楽ってすごい。

ライブ終了後に、お客様がいっぱいいっぱい日本食作ってきてくれてご馳走してくれた!!

大好きな切り干し大根の煮物、美味しかった。グラシアス。

辛い時代の話も、今までの話もおもしろく話してくれて、皆さんの年輪感じた有意義な時間でした。

更に翌日にはご来場いただいた皆様から数々のメッセージもいただきました。

ありがとうございました。

 

 

つづいて二日目は1月26日日曜日

サントドミンゴ観光の中心、旧市街(ソナコロニアル)のCasa de Teatro広場でオープンなライブ。

先日のEXPO JAPONと同じ場所で、地元アーティストの手工芸Feriaを毎週金土日に開催している公園です。

たまたま通りかかった人も見れるライブがいいなと思い、この場所を選びました。 

日本人のお友達みんなで、開演前からサルー!

そして、夕刻18時。

ステージ横でスペイン語ぺらぺらのやさく氏がMCの通訳を務め、いよいよ開演です。

 

もう、ドミニカーノのノリの、いいこといいこと。

オキナワダンスもカチャーシーもみんなで踊って、最終的には輪になり盆踊り状態。

そのうちバターになってしまうくらい、ぐるぐると踊り狂うドミニカ人と日本人。

 そしてラムでハナハナー(沖縄語で乾杯)!

ドミニカ人と日本人が入り混じって音楽に酔う、とっても幸せな夜でした。

ああ、楽しかった。 

 

こちらはOKINAWA DANCE 「O・KI・NA・WA!」の風景。↑

こちらは「あなたと 歩く 58ごうせん!」の風景↑

カチャーシーの風景↑

 

 

・・・後編へ続く