ドミニカ共和国 観光情報 

ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴにやってまいりました。旧市街ZONA COLONIALに勤務中です。観光情報ちょこっとづつお知らせします。ドミニカに遊びに来るときに参考にしてください。

原爆展を開催しました

   

今年は2014年、第一次世界大戦がはじまった年からちょうど100年目になります。

だからというわけではありませんが、原爆写真展を開催しました。

 

サンチアゴで2日間(8月16日・17日)、

サントドミンゴの造形学校で7日間(8月28日~9月4日 ※日曜閉館)。

原爆展開催について、懸念事項が二つありました。

一つは写真がおそろしいこと。やけどとか、死体の列とか。。。

日本人にとってはよく見たことのある写真だけど、日本、イコール、アニメのイメージを持っているドミニカ人にはちょっと刺激的すぎるのではないかと思っていました。

ただの「衝撃的な画像」になってしまうのは避けたかったのです。

怖いもの見たさの興味の対象になるのはちょっと違うと思ったので。

 

もう一つは、反感を買うのではないかということ。

展示会開催を決めてすぐのころ、大きい本屋さんに“第二次世界大戦における日本人の犯罪”みたいなタイトルのハードカバーの本が平置きでたくさん売られているのを発見してしまった!!!!

「原爆は酷いけど、日本人だって酷かったじゃないか」というような批判の声があるのではと懸念しておりました。

 

もちろん原爆展開催の意義は、批判や責任の所在についての議論でないのは言うまでもないことです。

 

しかし結果としては、どちらの懸念も取り越し苦労。

足を運んでくれた皆さんは記憶するべき事実のひとつとして、熱心に解説を読み、平和の大切さを受け止めてくれたようです。

 

というより、ドミニカの皆さんにとってははじめて知ることだらけだったようです。

 

外国人のもつ日本のイメージは「テクノロジーとゲンバク」らしいですが、「ゲンバク」「HIROSHIMA」のワードは知っていても、実際にどんなことがあったかは知らない人がほとんどだったみたい。

 

よくあった質問

・日本はどこらへんにあるのか

・日本と韓国は同じ国か

・日本はどの国と同じ大陸なのか

・誰が原爆を落としたのか

・どうして広島と長崎が標的になったのか

・なぜアメリカと日本は戦争をしたのか

 

 

今回の原爆展開催にあたって、歴史のことと海外の解釈のこと色々調べました。(バッシングされると思ってたので、それ対策で)

結局は難しい質問はされなかったけど、事前に沢山用意しておいたおかげで皆さんに正しく説明ができたのではないかと思ってます。

歴史に興味があっても詳細を知る機会がなかなかないようで、皆さんも今回の展示会にはとても満足してくれたようです。

日本について、世界の歴史について新しく学べた原爆展。

今までのイベントで一番有意義になりました。

サントドミンゴでの開催は当初9月3日までの予定でしたが、会場である造形学校の校長先生からのご希望で一日半期間をのばしました。

 

こちらは8月28日の開会式の模様。

沢山の人が詰めかけ、サロンはぎゅうぎゅう詰に。

みなさん熱心にわたくしのつたないスピーチを聞いてくれました。

 

 

展示会場の一角に、平和メッセージのコーナーを設けました。

カラフルな短冊に各々世界平和についてのメッセージを書いてもらうもの。

とても丁寧に長い手紙を書いてくれました。

みなさんの心に響いたされた証拠だと思います。

これらのメッセージは日本語訳をつけて、広島の平和記念資料館へ寄贈します。

 

 

お世辞かもしれないけどみんながほめてくれたので、

下記に開会式でのスピーチ載せてみます。

練習の時に戦線:batalla バタージャをどうしてもバチャータといい間違えるのが治りませんでした。

バチャータってドミニカ人が大好きなダンスのこと。

戦線とバチャータじゃあ、まったくもって意味が正反対ですから。

スピーチ、台無しですから。

でも本番では間違えずに言えました。よかっよかった。

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Hace cien años inició  la primera guerra mundial. 

100年前、第一次世界大戦が開戦しました。

Luego esa guerra  provocò la segunda guerra mundial dentro de 20 años. 

この戦争はその後第二次世界大戦にもつながりました。 

En esas guerras varios países del mundo  participaron y  ocurrieron gran cantidad de sacrificios.

これらの戦争には複数の国が参戦し、多くの被害をもたらしました。 

La segunda guerra mundial  terminò con  una tragedia increíble. La caída de las bombas atómicas

sobre Hiroshima y Nagasaki en Japòn 

そして第二次世界大戦はひどい悲劇とともに終わりました。広島と長崎への原爆投下です。

 

En Hiroshima  murieron ciento cuarenta mil personas y en Nagasaki setenta mi hasta el fin de este año debida a las bombas.

広島では14000人が、長崎では70000人が年末までになくなりました。 

Ademàs por la radioactividad de la bomba  aumentó el número de los fallecidos  dentro de 5 años

despuès de los hechos. 

さらに原爆の放射能は、投下後五年の間に被害者数を急増させました。 

 

Todavia hay varias opiniones sobre la razón y la responsabilidad de la guerra.

いまだに戦争の責任等についての議論がなされています。

Pero a mi no me gusta opinar sobre eso ni sobre el trasfondo social entre los países que participaron.

でも私はそれらについてや,参戦した国々の社会的背景について言及したくはありません。

Lo importante es pensar por la paz del mundo. 

大切なのは世界平和について考えることです。

Lamentablemente hoy en dìa, se anuncian  noticias sobre  delincuencias y  violencias.

Todavía hay  guerras entre las personas.

残念ながら近年も犯罪や暴力のニュースが絶えず、闘争を続けている人がいます。

En la guerra la gente pierde  su corazón  humano.

戦争は人を狂わせます。

En el frente de batalla, había muchos delincuentes crueles apuntado a los residentes incluyendo

a los niños y ancianos.

戦線においては子供や老人も巻き込んだ残忍な犯罪がたくさんありました。

Por eso, tenemos que evitar  la guerra, abandonar  la ofensa y la venganza.

だから私たちは戦争を避け、攻撃と復讐を遠ざけなければなりません。

Voy a presentar unas fotos de la situación de las ciudades despuès del bombardeo 

para recordar el terror de la guerra.

Esas fotos son una pequeña parte de la historia.

今日は原爆投下後の街の状況をご紹介しますが、これは歴史のほんの一部にすぎません。

Este año la primera guerra mundial cumple cien 100 años de acontecido. 

今年、第一次世界大戦は開戦から100年の節目を迎えました。

Vamos a reflexionar sobre estos cien años y comprender sobre el efecto de la guerra y 

la radioactividad.

この100年間を振り返り、戦争と放射能の影響について考えてみましょう。

 

¿Qué vamos a hacer para defender la paz?

平和を守るために何をしますか?