Feria Japonesa " por la paz" 日本展~平和のために~
世界平和をテーマにしたイベントをしました。
首都サントドミンゴでは6月7日、8日の二日間。
第二の都市サンチアゴでは7月5日、6日の二日間。
世界平和というとすごく広いのですが、今回テーマの中心は「障がい者との共存」です。
サントドミンゴ、観光的にはまだまだですが障がい者も観光しやすい都市を目指しましょう。
そのうちね。そのうち。。。
まずは手話の先生めりさんと一緒に"かんたん手話講座"をしました!
めりさんの手話とプロジェクターの画像で、聴覚障害についての説明とアルファベットの指文字、挨拶、簡単な単語など。
おおーすごーい、パチパチ!っていうときはパーにした両手を顔の横でひらひらさせるんですよ。
みなさんそれはすぐに覚えてくれました。
(手話で自己紹介をしています。)
聞こえない人見た目ではわからないもの。
手話も聞こえる人にとってはなじみの薄いものですが、これをきっかけに少しでも興味を持ってもらえたらいいな。
つぎはスイカわり。
これは見えない人の疑似体験になると、リハビリ先生のあゆ氏の考案。
本物のスイカを割るとびっちょびちょになるので、風船に紙吹雪を入れたものと、新聞紙の棒で代用しました。
「もっと前、まえ!」
「みぎ!みぎ!・・・いや、ひだりだった!」
右と左と間違えてる人がだいぶいましたが、みなさん無事風船スイカを割ることができましたよ。
テーマはちょっとはずれるけど、切り紙教室。
ハサミを手渡す時は、相手に刃をむけないんですよ、とか、
切りくずは最後に全部お掃除するんですよ、とか
そんな教育的切り紙講座。
そして、平和の象徴、ハトの絵を公募して展示しました。
とても天才的な鳩のデッサンが集まり、ドミニカ国民の壮大なるポテンシャルを感じずにはおれません。
また、デッサンをかけない小さいお子さん用には鳩の塗り絵を塗ってもらいました。
これまた、日本のお子様にはない色使い。。。
斬新です。
そのほか、今回は日本についてのプレゼンテーションを多めにしました。
きこえないお客さんがいることも想定して、もちろん全文スクリーンに文字を出しました。実際はめりさんが手話で通訳してたんだけど。
スペイン語でプレゼンは簡単ではないです。
かみかみの、わかりにくいプレゼンで本当にお恥ずかしい限り。
あ、日本語のプレゼンでもかみかみだったそういえば。。。
お題は、お辞儀、ミニ日本語教室、日本のお弁当、妖怪、東京の電車、紙飛行機 など。
やはり一番人気は日本語教室でした。
なんといっても一番よかったのは短冊メッセージ。
来場者のみなさんに世界平和についてのメッセージを書いてもらい、七夕飾りみたいに飾りました。
頑張って日本語で書いてくれたメッセージや、イラスト付きのメッセージ、平和についての熱い想いなどなど、たくさんの短冊が集まりました。
これらのメッセージは8月開催の原爆展で展示後、広島の平和資料館に贈呈する予定です。
"Amr y paz para el mondo" 世界に愛と平和を
皆さんが頑張れば世界がきれいになる →ごみ問題を意識したのでしょうか
"HAY QUE 尊 LO 平和 " 平和を尊びましょうという意味だと思われます。
"QETESH" このイラストを描いてくれた女の子の名前ですが、平和という意味があるそうです。
最近は、ドミニカ人のお友達がたくさんお手伝いに来てくれます。
日本語ぺらぺーらの人も結構いて、助かっております。
みなさんご協力ありがとう!
話す言葉は日本人、テンションの高さはドミニカ人のパメラさんが司会進行をしてくれました。
そして空き時間に流してた日本の写真を見て、はああーとため息をつくボランティア一同。お疲れ様です。